8月6日の平和記念式典終了後に開催し、74自治体(22都道府県)のこどもたち777人、引率者293人、広島市のこどもなど162人、総計1,232人が参加しました。
また、司会に加え、受付や参加者の案内など、ユース・ピース・ボランティアが運営スタッフとして活躍しました。
冒頭、中満泉
(なかみつ いずみ)国連事務次長(軍縮担当上級代表)の御挨拶で、広島が被爆者を中心に、「希望が創れるんだ。」ということを長く、強力に世界に発信してきたことに触れられ、若い世代に向けて、「平和を創るために何ができるのか考えて欲しい。」、「自分事として平和のために努力し、行動に移してほしい。」というメッセージをいただきました。
続いて、広島特別支援学校高等部普通科職業コースの生徒が、平和へのメッセージを画面に投影しながら、「点描の唄」の合唱を行い、サミットがスタートしました。
「平和は楽しい。」という生徒からのメッセージが印象的でした。
第1部の「被爆体験を学ぼう」では、河野キヨ美
(こうの きよみ)さんが講話を行いました。
続いて、追悼平和祈念館の被爆体験記朗読ボランティアの朗読を聴き、参加者全員で、詩「げんしばくだん」を音読しました。
原爆の悲惨さや被爆者の思いを共有する場となり、平和への思いを一層強くしました。
第2部の「平和のバトンをつないでいこう」では、市原市
(いちはらし)平和大使(千葉県)が平和大使の活動で学んだことや未来への思いを発表したほか、広島市立安佐
(あさ)中学校の生徒が詩「八月六日」を群読しました。
また、広島市立広島商業高等学校と長崎市立長崎商業高等学校の生徒は、平和への思いを込めた商品の販売など、商業高校の特徴を生かした平和貢献活動を紹介しました。
会場の参加者も、ステージを見つめながら熱心に発表に耳を傾けていました。
また、今回から新たに、「私たち若い世代の平和の誓い」と題して、全国9自治体のこども代表が「平和のために私たちができること」を発表しました。
台風の影響により参加できなかった沖縄市の発表は、ユース・ピース・ボランティアが代読しました。
最後に、ユース・ピース・ボランティアが「被爆者の皆さん、安心してください。」と呼びかけ、日本中から集まり平和を誓い合った仲間の存在に触れ、「世界中の80億の人々と手を携え、お互いを理解し、幸せになるよう努力していくことを、ここに誓います。」と決意を述べました。
【自治体名と発表タイトル】
各発表の詳細は、平和学習課HPで御覧いただけます。
- 北海道知内町(しりうちちょう)「僕が思う平和」
- 茨城県大洗町(おおあらいまち)「同世代のこどもたちと一緒に」
- 栃木県日光市(にっこうし)「私が思う平和について」
- 千葉県佐倉市(さくらし)「誰かのための平和の輪」
- 千葉県白井市(しろいし)「今できること」
- 長野県諏訪市(すわし)「小さな優しさの積み重ね」
- 長野県箕輪町(みのわまち)「日常こそ平和の原点!」
- 沖縄県沖縄市「命ある喜びを紡ぐ未来へ」
- ユース・ピース・ボランティア「80億の人々と手を携えて」
各発表の詳細は、平和学習課HPで御覧いただけます。
参加者アンケートの一部を御紹介します。
<参加したこどもたち>
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被爆者の話や同世代の平和への誓いを聞いて、平和への願いが強くなり、自分ができることを改めて学ぶことができた。
いじめがだめなことや対話の積み重ねが大切だということが再確認できた。
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平和について深く考えるきっかけをもらうことができてうれしかった。
一人一人の命に物語があり、受け継ぐ私たちにも繋いでいく義務があると感じた。
学校や家で、積極的に平和について伝えていきたい。
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平和を大切に思い、望んでいる同世代がこんなにもたくさんいることが分かってびっくりした。
みんなで力を合わせて平和を創る行動を起こしていきたいと思った。
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原爆詩の朗読が心に響いた。
被爆者の苦しみや感情が伝わり、感動した。
また、参加者全員が朗読することで、みんながサミットに関わることができてよかった。
<引率者>
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広島から遠く離れた場所で暮らしていると、どこか平和は他人事の話になっているように感じるが、被爆者の話を直接聞いて、戦争や原爆の悲惨さが本当にあった出来事として実感できた。
とても心に響いた。
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自分たちが平和大使であり、地元に帰り、平和学習のリーダーになることの自覚が強くなったと感じる。
また、同世代の発表を聞き、刺激になったようだ。
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広島派遣の前後でこども達の表情に変化が見られ、戦争の悲惨さや平和の尊さについて深く学び、充実した研修となったことがうかがえた。
(平和学習課)