ピースボート寄港地行事の開催等に係るインド・コーチ市への出張
今年4月、平和首長会議事務局は、職員を平和首長会議加盟都市のインド・コーチ市に派遣し、ピースボートの寄港に合わせた平和関連行事に出席しました。 主な用務は次のとおりです。

4月27日(月)
  コーチ市役所において、ピースボートや平和首長会議、コーチ市、地元のNGO等の共催により開催された行事で、広島市長(平和首長会議会長)のメッセージを代読しました。 本行事には100人程度が参加しており、コーチ市長をはじめ関係者がメッセージを述べるとともに、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」でピースボートに乗って世界一周している被爆者が証言を行いました。
  続いてYMCA CAMP SITEで、地元YMCAとNGOが主催する行事に参加しました。 YMCAの若者を中心に100人程度が本行事に参加し、関係者によるスピーチや被爆体験証言が行われました。 最後に被爆者と若者が意見交換を行いました。
  また、4月27日からニューヨークの国連本部で開催されたNPT再検討会議に合わせて実施した平和首長会議のサイドイベントで披露するため、トニー・チャンマニ コーチ市長、若者等のビデオメッセージを収録しました。 コーチ市長のメッセージは4月29日の「平和首長会議ニューヨーク集会」で、若者のメッセージは4月30日の「2015平和首長会議ユースフォーラム」で放映されました。
  同日夜には、被爆者及びピースボート関係者が見守る中、平和記念公園内で採火しピースボートで日本から同市に運んできた、平和の灯をランプに点火しました。 今後、コーチ市役所前の公園内に平和の灯用の設備が整備される予定です。
  コーチ市や現地NGOは非常に熱心に平和活動に取組んでおり、ビデオメッセージの収録や平和の灯の分火についても十分な事前準備がなされていたおかげで、所期の目的を達成できました。
  この度の一連の行事は多数の現地メディアに取り上げられ、翌日のほぼすべての新聞に掲載されたことから、平和首長会議の取組のコーチ市民への普及や平和意識の醸成に成果がありました。
コーチ市役所内での行事

(平和連帯推進課)

このページのトップへ ▲

〒730-0811 広島県広島市中区中島町1-2
TEL:(082)241-5246 FAX:(082)542-7941
e-mail: p-soumu@pcf.city.hiroshima.jp
Copyright(C) Since April 1, 2004. Hiroshima Peace Culture Foundation