中国人民平和軍縮協会代表団の受入れ
中国人民平和軍縮協会(以下、平縮会という)は、平和及び軍縮を推進する中国の全国的組織です。
  本財団と平縮会とは、昭和63年(1988年)に第1回広島市民平和友好訪中団一行が北京(ペキン)等を訪問して以来、27年間に亘り相互訪問を続けています。 平成26年度は、2月2日から2月5日の日程で平縮会から代表団を受入れました。
  主な用務は次のとおりです。

2月2日(月)
  マツダミュージアムの視察、本財団との協議、会長主催夕食会を行いました。
  協議では、核兵器廃絶に向けた取組への協力や平和首長会議への加盟促進への協力について依頼しました。 平縮会からは積極的な回答があり、特に中国国内の未加盟都市への加盟要請については、関係の深い都市への加盟要請にとどまらず、日中間の姉妹都市の活用等加盟増加につながる提案がありました。
2月3日(火)
  広島平和記念公園、広島平和記念資料館見学、被爆体験講話聴講、市長訪問、宮島視察を行いました。
  広島平和記念資料館では、一行は熱心に展示物を見ながら、死没者の数等について細かく質問していました。 団長は当館の資料収集の方法に感心し、中国国内の平和関連の資料館も学ぶべきことが多いと述べられました。
  市長訪問時に団長は、中国と日本が考えなければならない重要なことは、「なぜあのような戦争が起こったのか」、「戦争を繰り返さないよう何をすべきか」の2点であること、平和首長会議を支持しポスター展示等に共同で努力すること、広島からの訪中団を心から待っていることを述べられました。
広島平和都市記念碑に献花する代表団
2月3日(火)・4日(水)
  東京に移動し、原水協や関係機関等を訪問しました。
  今年は被爆70周年、第二次世界大戦終結70周年、国連創設70周年であるため、平縮会にとって対日本の仕事は重要と位置づけられていたこと、日本に対する友好的な言葉が多かったことから、市民レベルの交流の重要性を感じました。

(平和連帯推進課)

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