広島・長崎講座現地学習支援
広島市と長崎市は、被爆者のメッセージを人類共通の財産として学問的に整理・体系化し、 普遍性のある学問として若い世代に伝えるため、国内外の大学での「広島・長崎講座」の開設・普及に取り組んでいます。
  3月、同講座を開設している米国・インディアナポリス大学及び国際基督教(きりすときょう)大学一行の広島での現地学習に際し、プログラムの実施支援等を行いました。 両大学とも、平和記念公園や広島平和記念資料館の見学、小倉(おぐら)桂子(けいこ)さんによる被爆体験証言の聴講、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館での原爆詩朗読会への参加等を通して被爆の実相を学びました。
国際基督教大学
  3月4日(水)から6日(金)までの間、国際基督教大学の留学生9人が現地学習を実施しました。
  参加者は、アメリカに本部を置くロータリー財団により選抜され、国際基督教大学の修士課程で平和研究を専攻する留学生です。 この取組による同大学の留学生の訪問は今回で11回目です。 一行は前述の被爆の実相の学習に加え、本財団小溝(こみぞ)理事長や広島平和研究所の研究員とのディスカッションを行い、核兵器廃絶について意見を交わしました。
被爆体験を聴講した国際基督教大学の留学生
原爆詩朗読会で自ら詩を朗読する米国・インディアナポリス大学の学生
インディアナポリス大学
  3月8日(日)から10日(火)までの間、米国・インディアナポリス大学の教員・学生計14人が現地学習を実施しました。 同大学の現地学習は今回で5回目です。 前述の被爆の実相の学習に加え、鶴田(つるだ)マリ 広島YMCA外語学院名誉学院長による戦時中のアメリカ日系人収容所での体験等についての講義、広島城学芸員の案内による広島城構内の戦跡の視察、縮景園(しゅっけいえん)の被爆樹木見学等を通して、平和について理解を深めました。

(平和連帯推進課)

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