被爆体験記朗読ボランティアの新規加入
 原爆死没者追悼平和祈念館では、被爆体験記や原爆詩を読み語り、被爆者の記憶や思いを次の世代へ継承することを目的に、「被爆体験記朗読会」を開催しています。
 朗読会は、体験記や原爆詩を朗読する「被爆体験記朗読ボランティア」の協力で開催しており、この朗読ボランティアには本年3月末現在で77人の方に登録していただいていました。
 平成17年春から開始したこの朗読会は、今年で12年が経過し、各方面から高い評価を得て、開催申込み数が年々増加しており、本年5月、被爆体験記朗読ボランティアを追加募集しました。
 多数の応募者から面接及び朗読実技審査会を経て、7月、アナウンサーや劇団員の経験者等14人の方を選考して追加登録し、また、地元テレビ局の推薦で2人の現役アナウンサーにも登録していただき、現在、総勢93人となっています。
被爆体験記朗読会の様子
 新規加入の朗読ボランティアには原爆被害の実態等を学ぶ研修会や朗読練習会に参加していただき、10月から朗読者として活動していただいています。
 被爆体験記朗読会は、修学旅行や平和学習で平和記念公園を訪れる小・中学生、高校生を対象に開催するだけでなく、広島市内及び近郊の学校や公民館などに朗読ボランティアを派遣しています。 また、海外からの来館者を対象に英語朗読会も開催し、毎月、だれでも自由に参加できる定期朗読会も開催していますので、多数の皆様のご参加をお待ちしています。

【お問い合わせ】 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館まで
TEL (082)543−6271

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