広島平和学習セミナー（さいたま及び宇都宮）を開催しました
日　 時　 平成２９年９月２０日・２１日
場　 所　 ＴＫＰ大宮ビジネスセンター（さいたま会場）、ホテルマイステイズ宇都宮（宇都宮会場）
参加者　 学校関係者、教育委員会、旅行会社
　次世代を担う子どもたちに、修学旅行で広島を訪れ、原爆被害の実相と平和の尊さについて学んでもらうため、学校関係者や旅行会社などを対象として、広島での平和学習プログラムについて紹介する広島平和学習セミナーを開催しました。 平成２７年度に北関東５県からの広島行の修学旅行専用列車の運行ダイヤが改善されたことを受け、今年度は埼玉県さいたま市及び栃木県宇都宮市でセミナーを行いました。 セミナーには、埼玉県内から２３人、栃木県内からは１９人が出席しました。

プレゼンテーション「広島での平和学習とその効果」
　原爆によって壊滅的な被害を受けた広島が復興を遂げる様子や、平和学習のメニュー、広島への修学旅行の例を紹介しました。

プレゼンテーション「広島での修学旅行」
　広島修学旅行のモデルコースの提案や広島でできる体験学習を具体的に紹介しました。

被爆体験記朗読の実演及び被爆体験伝承講話等
　体験型平和学習プログラムとして、被爆体験記朗読ボランティアによる被爆体験記や原爆詩の朗読の実演を行いました。
　また、今年度初めて、被爆体験伝承者による伝承講話の実演を行いました。 被爆者の高齢化に伴い被爆体験の伝承が急務となる中、被爆体験記朗読会や伝承講話への参加者の関心は高く、熱心に耳を傾けていました。
被爆体験記の朗読実演風景
被爆体験伝承講話実演風景
参加者の声
　参加者からは、「学習素材を明確に知ることができ、伝承講話、朗読を直接聞けたことにより広島への修学旅行がイメージできた」といった意見が多く寄せられました。
（原爆死没者追悼平和祈念館）
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