「収蔵資料の紹介」コーナーで 「お母さんに会いたい」 を開催しています
展示場所 平和記念資料館 東館1階企画展示室 展示期間 平成30年7月12日(木)~約1年間 展示資料 軍手など実物資料10点
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「収蔵資料の紹介」コーナーでは、平和記念資料館で収蔵している約2万点の資料の中から、テーマに沿って数点ずつを展示しています。
1945年(昭和20年)8月6日、1発の原子爆弾により、広島のまちは一瞬にして廃虚と化しました。
大量の放射線を浴び、体を焼かれ、多くの人々が苦しみながら亡くなりました。
親たちは愛するわが子を残し、その身を、その将来を案じながら、死んでいきました。
残された子どもたちは頼るべき支柱を失い、途方に暮れ、悲しみに暮れました。
亡くなった親の年齢を超えた子どもたちにとって、その記憶は、時を経ても、大きな喪失感とともに心に刻みつけられています。
今回は、母親の遺品を中心に、遺族の思いと合わせて紹介しています。
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母・敏子さん(死亡時34歳)、 長女・眞紀子さん(当時7歳)
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敏子さんが被爆時に身に着けていた軍手 (髙木尊之氏 寄贈)
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母は、横になっている間、化のうしたやけどの傷がくっついてしまうまで、妹の眞紀子を離さなかったそうです。
そして、疎開中で最期まで会えなかった私のために、死の間際まで「写真を(撮って)!」と叫んでいたと聞きました。
(二男・恭之さんのお話より)
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【お問い合わせ】 平和記念資料館 学芸課
TEL(082)241-4004
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