国内3都市で原爆展を開催しました
 平和記念資料館では、原爆被害の実相を伝え、核兵器廃絶に向けた国内世論を醸成するため、平成8年度から国内各地の都市で原爆展を開催しています。
 本年度は、岡山県笠岡(かさおか)市、岡山県総社(そうじゃ)市、兵庫県芦屋(あしや)市で開催し、3都市合わせて、約2,300人の来場者がありました。 岡山県内での開催は今回が初めてです。
 各展示会場では、被爆資料のほか、被爆の実相や核兵器の現状を伝える写真パネル、高校生と被爆体験証言者が共同で描いた原爆の絵などを展示しました。 また、笠岡市では白石(しらいし)多美子(たみこ)さんが、総社市では寺本(てらもと)貴司(たかし)さんが、芦屋市では山本(やまもと)玲子(れいこ)さんが、それぞれ被爆体験講話を行いました。 聴講された方は、被爆体験証言者の一言一言に耳を傾けていました。
 来場者からは、「広島にはなかなか行けず、今回地元に居ながらにして貴重な資料を見ることができて良かった」、「連れてきた孫がとても熱心に見学していた」、「命の尊さを強く感じた。後世へ受け継ぐことが大事だと感じた」などの感想が寄せられました。

 実施の概要
 【岡山県笠岡市】
  期間: 7月27日(金)~8月2日(木)
(休館日を除く・6日間)
  場所: 笠岡市民会館
  来場者数: 658人
 【岡山県総社市】
  期間: 8月5日(日)~8月15日(水)
(11日間)
  場所: 総社吉備路(きびじ)文化館
  来場者数: 276人
 【兵庫県芦屋市】
  期間: 8月19日(日)~8月26日(日)
(休館日を除く・7日間)
  場所: 芦屋市民センター
  来場者数: 1,350人
展示解説を受ける来場者(笠岡市)

被爆体験講話の様子(芦屋市)

(平和記念資料館 啓発課)

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