「広島・長崎講座」開設大学への支援
 広島市と長崎市は、被爆の実相や被爆者のメッセージを若い世代に伝えるため、それらを学術的に整理・体系化し、学問として普遍性を持たせた「広島・長崎講座」の開設を働き掛けるとともに、その普及に取り組んでいます。
 本財団は、平成31年3月から令和元年6月までの間、次の3大学が広島市で実施した平和学習に際し、プログラムの実施支援を行いました。
国際基督教(きりすときょう)大学
 3月6日(水)及び7日(木)の2日間、米国に本部を置くロータリー財団により選抜され、同大学の修士課程で平和研究を専攻する留学生9人と教職員2人が広島市で平和学習を行いました。 この取組による同大学の留学生の訪問は今回で17回目です。
 一行は、平和記念公園や平和記念資料館の見学、小倉(おぐら)桂子(けいこ)さんによる被爆体験講話の聴講等を通して被爆の実相を学んだ他、特定非営利活動法人ANT-Hiroshimaの渡部(わたなべ)朋子(ともこ)理事長、広島市立大学の湯浅(ゆあさ)正恵(まさえ)教授による講義の聴講なども行い、様々な角度から平和についての理解を深めました。
カールトン大学(米国)
 5月9日(水)及び11日(金)の2日間、学生18人と教職員3人が同大学で4回目となる平和学習を広島市で行いました。 平和記念公園や平和記念資料館の見学、小倉さんによる被爆体験講話の聴講を通して被爆の実相を学んだ他、広島市立大学広島平和研究所のロバート・ジェイコブズ教授の講義を聴講し、世界で行われている核実験についても学びました。
インディアナ大学‐パデュー大学インディアナポリス校(米国)
 6月10日(月)から12日(水)の3日間、学生6人と教職員2人が同大学で3回目となる平和学習を広島市で行いました。 平和記念公園や平和記念資料館の見学、小倉さんによる被爆体験講話の聴講、被爆体験記朗読会の聴講などを通して、被爆の実相について学びました。
インディアナ大学‐パデュー大学インディアナポリス校の被爆体験講話聴講の様子

(平和首長会議・2020ビジョン推進課)

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