生活支援セミナー「留学生のためのゴミ工場見学」
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広島市留学生会館では、今年度の留学生生活支援セミナーを年3回シリーズで行うこととし、既に昨年5月、6月と2回実施しました。
そして、第3回目「留学生のためのゴミ工場見学」を広島市環境局中工場の協力により同工場(中区南吉島一丁目)において昨年10月16日(土)に行いました。
この見学は、日頃のゴミ分別収集の結果、ゴミが最終的にどのように広島市において処理されるかを見ることで、環境維持の大切さを再認識してもらうことを目的に実施しました。
当館居住の6ヵ国17名の留学生とその家族、会館職員1名の計18名が参加しました。
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参加者全員で記念撮影
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中工場では、最初に担当者の方より、家庭ゴミの搬出から広島市による最終処理までの過程についてビデオを用いながら説明していただいた後に、順路に従って工場内を見学しました。
見学ポイントには日本語、英語の音声ガイドがあり、参加者に好評でした。
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熱心に説明を聞く留学生たち
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参加者は巨大なクレーンによる大量のゴミの攪拌作業や、可燃ごみ燃焼後にできるスラグ(灰のかたまり)などに見入っていました。
また、燃焼過程で発生する蒸気利用による発電が行われていることにも興味深そうでした。
さらに、工場内が静かであり、悪臭も無く清潔な様子、工場裏の海がきれいなことにも感心していました。
参加者は真剣に見学を行い、有意義な体験をしました。
見学後、ゴミについて再考する良い機会だったという感想や、自分の国にもこのような施設があればよいという意見がありました。
今後とも留学生の日常生活に密着した実用的セミナーも目指していきたいです。
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(平和記念資料館啓発担当) |
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