平和首長会議リーダー都市就任要請等
アジア出張
小溝(こみぞ)泰義(やすよし)平和首長会議事務総長(本財団理事長)は、今年9月、平和首長会議加盟都市へのリーダー都市就任要請や未加盟都市への加盟要請、「第8回国際平和博物館会議」への出席等を目的として、韓国、フィリピン、マレーシア及びインドを訪問しました。
  小溝事務総長の主な用務は次のとおりです。
リーダー都市就任要請及び加盟要請
  フィリピン・モンテンルパ市長、マレーシア・クアラルンプール市長及びインド・コーチ市長に対し、リーダー都市への就任を、また、フィリピン・マニラ市長に対し加盟を要請しました。
  コーチ市長は就任を受諾、モンテンルパ市長、クアラルンプール市長、マニラ市長からは前向きに検討するとの回答を得ることができました。

第8回国際平和博物館会議への出席と第7回ノグンリ平和賞人権部門受賞
  9月19日、小溝理事長は、韓国の忠清北道(チュンチョンプクト)で開催された「第8回国際平和博物館会議(主催:ノグンリ国際平和財団)」に出席し、被爆地広島の代表として被爆の実相や平和首長会議の取組等について基調講演を行いました。
  また、平和首長会議が、ノグンリ国際平和財団から「第7回ノグンリ平和賞人権部門」を受賞しました。 上記会議の開会に先立ち開催された授賞式では、同財団のチョン理事長から楯と賞金一千万ウォンが授与されました。
  平和首長会議からは、同財団に被爆樹木二世のイチョウの苗木を贈呈し、同財団主催の植樹式がノグンリ平和公園内で行われました。
小溝事務総長がコーチ市長(右)にリーダー都市就任を要請

ノグンリ平和賞授賞式
マハティール元マレーシア首相と面会し、折り鶴を贈呈
マハティール元マレーシア首相との面会
  9月24日、マレーシアのプトラジャヤ市において、マハティール元マレーシア首相と面会し、平和首長会議の加盟都市拡大と体制強化について意見交換を行いました。
  マハティール氏は、現在、戦争の犯罪化と紛争の平和的解決手段の開発に重点を置いた活動を行っておられ、平和首長会議の核兵器廃絶と恒久平和の基盤形成を目指す方向性や若者への教育の重要性を掲げていることが氏の活動と共通していることから、連携することが可能ではないかと述べられました。
インド・ケララ地域YMCA核兵器反対署名活動開始式への出席
  9月26日、インドのNGO団体SEEDS INDIAとケララ地域YMCAが共同で「核兵器禁止条約」の交渉開始等を求める署名活動を始めるため、インド・コーチ市内で開始式を行いました。
  小溝事務総長はその開始式に参加し、YMCAの若者たちと平和について意見交換を行うとともに、次世代を担う若者の熱意をたたえ、将来の活躍を心から期待するメッセージを送りました。
  この活動によって集められた署名は2015年のNPT(核不拡散条約)再検討会議までに平和首長会議に託される予定です。
ケララ地域YMCA核兵器反対署名活動開始式に出席
折り鶴の贈呈
  「折り鶴に託された思いを昇華させるための取組」の一環として、原爆の子の像に捧げられた折り鶴をモンテンルパ市、マニラ市、クアラルンプール市、コーチ市の各市長、ノグンリ国際平和財団理事長及びマハティール元マレーシア首相に贈呈しました。

(平和連帯推進課)

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