「姉妹・友好都市の日」記念イベント
姉妹・友好都市を市民に紹介
―モントリオールの日、ボルゴグラードの日―
広島市は、海外に6つある姉妹・友好都市を市民のみなさんに身近に感じ、友好の持つ意味をより深く理解していただくため、都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けています。 それを記念してイベントを開催しました。 各イベントの司会・進行役は、公募により選ばれたヒロシマ・メッセンジャーが務めました。

モントリオールの日
  7月6日(日)、広島市留学生会館で、記念イベントを開催しました。 主催―平成26年度モントリオールの日実行委員会
  まず来場者は、スモークドミートやメープル紅茶などのモントリオールのグルメに舌鼓(したつづみ)を打ちました。
セレモニーの後、ヒロシマ・メッセンジャーの田澤(たざわ)卓哉(たくや)さんと石井(いしい)良依(よしえ)さんが、モントリオール市の人口や言語、民族的ルーツなどの概要や、街の道路・建物をペイントするなど芸術的な様々なイベントについて、写真と合わせて紹介し、モントリオール市の魅力を伝えました。
  記念コンサートでは、国際的ジャズ・フェスティバルで有名なモントリオールにちなみ、ジャズコンサートを行いました。 カナダ・トロント出身のトランペット奏者アンドリュー・マカンシュさんと、広島在住のピアニスト岸本(きしもと)優子(ゆうこ)さんとのコラボによる生演奏に、会場は酔いしれました。
  イベントの最後には、メープルシロップなどの特産品が当たるお楽しみ抽選会を行いました。
  この他、カナダ特産品の展示や、シルク・ドゥ・ソレイユの紹介展示などを行いました。
  約250人の来場者は、食や芸術文化を楽しみながらモントリオールやカナダへの理解を深めていました。
記念コンサートの様子
ボルゴグラードの日
  9月14日(日)、広島市留学生会館で記念イベントを開催しました。 主催―平成26年度ボルゴグラードの日実行委員会
  今年は、広島のロシアンレストラン ペチカの協力によりボルシチの試食を行いました。 ロシア料理とグルジアワインなどを味わい、ピアニストの田中香月(かづき)さんの生演奏を聞きながら楽しみました。
  ホールでのセレモニーの前に8月20日の豪雨災害による死亡者に黙とうをささげた後、K川実行委員長、及川広島市市民局長が挨拶し、ボルゴグラード市からロマン・グレベンニコフ市長の挨拶をメッセンジャーのアンドレイ・カルギンさんが代読しました。 在大阪ロシア連邦総領事館総領事のナイリ・ラチーポフさんからも挨拶がありました。
  その後、ロシア音楽コンサートを二部構成で行いました。
一部では、田中香月さんのピアノ、広島合唱団の合唱により、さまざまなロシアの楽曲を会場の参加者と合唱しました。 特に、広島合唱団のメンバーが踊りながら歌うと、会場の全員も歌って楽しみました。
フルートとピアノの二重奏
  また、ヒロシマ・メッセンジャーのアンドレイ・カルギンさんと岩木(いわき)絵里奈(えりな)さんが、ロシアのクイズを出して正解者に記念品を渡し、盛り上がりました。
  二部では、(たお)聡美(さとみ)さんのピアノと西本(にしもと)由香里(ゆかり)さんのフルートの二重奏によるロシア民謡などの演奏を楽しみ、最後に「ともしび」を参加者全員で歌いました。
  このほか、会場内にはロシア・ボルゴグラード市の紹介展示コーナーもあり、ロシアの民芸品、ボルゴグラード市の風景、交流の様子の写真やボルゴグラード市から贈られた記念品などを展示しました。
  当日は230人もの来場者が訪れ、姉妹都市交流の輪を広げました。

(国際交流・協力課)

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