「核兵器の人道的影響に関する国際会議」への出席等
ヨーロッパ出張
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小溝泰義平和首長会議事務総長(本財団理事長)は、昨年12月、「核兵器の人道的影響に関する国際会議」への出席や平和首長会議加盟都市へのリーダー都市就任要請等を目的として、オーストリア及びドイツを訪問しました。
小溝事務総長の主な用務は次のとおりです。
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「市民社会フォーラム」への出席
12月6日及び7日、オーストリア・ウィーン市で開催された核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)主催の「市民社会フォーラム」に出席しました。
600人が参加した会場で、平和首長会議はブースを出展し、被爆体験証言等のDVD上映、平和首長会議の活動紹介や被爆の実相等に関するポスター展を実施するとともに、「核兵器禁止条約」の交渉開始等を求める市民署名への協力を呼び掛けました。
「核兵器の人道的影響に関する国際会議」への出席
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市民社会フォーラム会場での平和首長会議ブース
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12月8日及び9日、同市で開催されたオーストリア政府主催の「核兵器の人道的影響に関する国際会議」に出席しました。
小溝事務総長は、会議2日目の一般討論でスピーチを行い、「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という被爆者のメッセージを伝え、核兵器使用を確実に阻止するためには核兵器廃絶しか道はないと訴えました。
また、世界の指導者、とりわけ核兵器国の指導者に対し、言語に絶する核兵器の人道的影響について知ってもらうため、広島・長崎訪問を呼び掛けるとともに、核兵器のない平和な世界の構築に向け思い切った決断をするよう強く訴え掛けました。
会場の入り口には、広島平和記念資料館が提供したヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスターが展示され、多くの参加者が興味深く見入っていました。
オーストリア議会等主催ラウンドテーブルへの出席
12月9日、同市で開催されたオーストリア議会、核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)及び列国議会同盟(IPU)主催のラウンドテーブルに出席しました。
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オーストリア議会等主催ラウンドテーブル
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ドイツ・ハノーバー副市長へのリーダー都市就任要請
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小溝事務総長は、各国国会議員等とともにスピーチを行い、2020年までの核兵器廃絶という平和首長会議が掲げる目標と核兵器禁止条約の重要性について触れた上で、世界の都市や議会が協力することで、世界平和や人間的な繁栄の実現に寄与することができると述べました。
リーダー都市就任要請
ドイツ・ハノーバー副市長、及びイラク・ハラブジャ市長に対し、リーダー都市への就任を要請し、前向きに検討するとの回答を得ました。
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(平和連帯推進課) |
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