中・高校生ピースクラブ
被爆ピアノコンサートを開催
広島市と本財団は、平成14年度から、平和の推進に取り組む人材育成のため「中・高校生ピースクラブ」を開催しています。 平成26年度は22人が参加し、被爆の実相を学び、長崎市の青少年との交流や他の自治体の小・中・高校生との平和学習会などを通して平和の大切さを発信してきました。
  より多くの人に原爆・平和に関心を持ってもらうため、11月23日(日・祝)には、広島駅南口地下広場で被爆ピアノコンサートを開催しました。
  ピースクラブの参加者が約2か月をかけてチラシ、プログラム作成等の準備を行い、コンサートでは同じ中・高校生が日頃の練習の成果を発表しました。 会場には約300人もの来場があり、広島市出身のピアニスト萩原(はぎわら)麻未(まみ)さんがサプライズゲストとして出演し、会場を更に盛り上げてくださいました。
  最後に、参加者全員で「アオギリのうた」を合唱し、この時ピースクラブの参加者は手話も披露しました。 来場者の方から、楽しいひとときを過ごせた、これからも頑張って欲しいといった感想が寄せられました。
  また、12月21日(土)には、松井広島市長と「平和な世界の実現のために自分たちに何が出来るか」というテーマで意見交換を行い、平和活動や原爆・戦争にあまり関心のない同世代へ、関心を持ってもらえるような方法でアプローチしたい、といった意見を伝えました。 市長からは、ピースクラブの活動を通して、平和自体について考えること、また平和の実現のためにどのような方法があるのかを考えることが重要であるとの言葉をいただきました。 今後も、参加者の自発的な意見・アイデアを尊重し、活動を行っていきたいと考えています。
参加者全員で「アオギリのうた」を合唱

(平和記念資料館 啓発課)

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