日本研究協会がワークショップ「広島・長崎を記憶する:1945-2015」を
実施
様々な分野の日本研究家が参加し「日本学」の普及に努めている米国の日本研究協会(Japan Studies Association)が、6月28日から7月5日まで広島・長崎両市において、被爆70周年を記念して、「広島・
長崎を記憶する:1945−2015」と題するワークショップを開催しました。
  ワークショップは、様々な角度からヒロシマ・ナガサキについて学び・議論する内容で、米国の若手大学教員32人と、フィラデルフィア・コミュニティ・カレッジの教員及び学生14人の、計46人が参加しました。
  また、広島平和文化センター理事長及び広島市立大学広島平和研究所所長が名誉共同議長を務めました。
  6月29日・30日の2日間は、主に広島国際会議場の研修室を会場として、本財団の小溝(こみぞ)理事長による「核兵器のない平和な世界を目指して―広島平和文化センターと平和首長会議の役割」と題した講演や、小倉(おぐら)桂子(けいこ)さんによる被爆体験証言、広島平和記念資料館の志賀(しが)館長による「記憶の継承」と題した講演が行われたほか、平和研究所の吉川(きっかわ)所長、水本(みずもと)副所長、ジェイコブズ准教授による講義や、原爆文学に関するディスカッション等が行われました。
  更に、参加者は平和記念公園や広島平和記念資料館、放射線影響研究所等を見学しました。
  なお、同協会は、2003年にも、本財団及び平和研究所の協力により4日間の会議を広島で開催しています。
小溝理事長が本財団と平和首長会議の役割について講演

志賀館長が平和記念資料館の歴史等について講演


(平和連帯推進課)

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