被爆体験証言者及び被爆体験伝承者への委嘱書交付式の実施
本財団は平成28年4月8日(金)、平和記念資料館メモリアルホールにおいて平成28年度「被爆体験証言者及び被爆体験伝承者への委嘱書交付式」を実施しました。
  被爆体験証言者は、修学旅行や平和学習等で広島を訪れる団体などに対し、被爆体験や被爆の実相などを伝える被爆者の方々で、今年度の委嘱書交付式には46人のうち、36人の出席があり、小溝(こみぞ)泰義(やすよし)本財団理事長が委嘱書を手渡しました。
  また、被爆体験伝承者は、被爆者の高齢化が進み、被爆体験を話される方が少なくなってきている中、将来にわたり被爆者の体験や平和への思いを語り継いでいくことが必要であることから、広島市が平成24年度から開始した「被爆体験伝承者」を養成する3年間の研修に参加し、終了した方々で、伝承者の人数は昨年度から活動している一期生49人、今年度から活動される二期生25人の、計74人になります。 当日出席された第二期生23人に対し小溝理事長から委嘱書が手渡されました。
  理事長から、活動を通して、核兵器廃絶と平和への思いを訴え続けていただきたいとあいさつがありました。
  なお、今年度から、被爆体験伝承者による定時講話(予約不要、無料)を、資料館東館1階のビデオシアターにて日に3回(日本語2回、英語1回)実施しています。 多くの皆様の参加をお待ちしています。

(平和記念資料館 啓発課)

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