「姉妹・友好都市の日」記念イベント
市民が海外文化を堪能
広島市は、海外に6つある姉妹・友好都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けて記念イベントを開催しています。 イベントの進行役は公募等で選ばれたヒロシマ・メッセンジャーが務めました。

大邱(テグ)の日
  5月3日(火)から5日(木)まで、ひろしまフラワーフェスティバル会場で「大邱の日」記念イベントを開催しました。 主催―「平成28年度大邱の日実行委員会」(全15団体)
  3日(火)の記念セレモニーでは、大邱の日実行委員会委員長、広島市副市長、駐広島大韓民国総領事館総領事が挨拶され、大邱広域市長から届いたメッセージが紹介されました。 その後、大邱広域市出身の留学生でテノール歌手のパク・ワンキョンさんによる韓国と日本の歌等が披露されました。
続いて、韓国の伝統舞踊のパンクッと三面太鼓が披露され、あいにくの雨の中ではありましたが、ステージ前には多くの人が立ち止まり鑑賞していました。 また、3日間を通じ、「韓国・大邱マダン(ひろば)」では、「韓国家庭料理の販売」を行い、家族連れで賑わいました。
  会場の縮小により、初めて分散して開催した「韓服体験コーナー」「韓国・大邱紹介コーナー」は、クイズラリーや休憩コーナーの設置により、大人から子どもまで思い思いに韓国の文化を体験していただきました。
  期間中、3千人余りの来場者があり、催しは盛況のうちに終わりました。
三面太鼓の演舞(カーネーションステージ)
ハノーバーの日
  5月22日(日)、広島市留学生会館で「ハノーバーの日」記念イベントを開催しました。 主催―「平成28年度ハノーバーの日実行委員会」(広島ハノーバー友好協会や本財団など12団体で構成)
ルッチェラーゲの体験をする市民
  ドイツ料理の試食・試飲コーナーでは、ハノーバーと交流の深い上田(うえだ)宗箇(そうこ)(りゅう)茶道の体験、本場ドイツ製法のソーセージとドイツパンや、バウムクーヘンの試食、2つのグラスに異なる酒等を注ぎ一気に飲み干すルッチェラーゲ体験会を行いました。
  ドイツ・ハノーバーの紹介展示では、ハノーバーからやってきた7人乗り自転車「カンファレンスバイク」の展示や、広島市とハノーバー市の交流の歴史に関するパネル展示、ハノーバー電車のペーパークラフト体験、ドイツ絵本の紹介・読み聞かせを行い、各コーナーとも親子連れを中心に大変賑わいました。
  ホールでは、白井(しらい)朝香(あさか)さんによる珍しい楽器・
シターの生演奏の後、記念セレモニーを行い、主催者等のあいさつ、ハノーバー市長から届いたビデオメッセージを紹介しました。 続いて、ヒロシマ・メッセンジャーの池田(いけだ)克彦(かつひこ)さんと渡邊(わたなべ)優子(ゆうこ)さんがハノーバーの歴史や街の見どころなどを写真を交えて紹介し、ドイツ出身の綿貫(わたぬき)ウラさんがライン川の「ローレライ」伝説の紹介と歌を披露しました。 そのあと、ドイツ音楽コンサートとして、ドイツにゆかりのある曲を中心にヴァイオリンの上野(うえの)眞樹(まさき)さんとピアノの吉野(よしの)(たえ)さん、オーボエの上田(うえだ)愛彦(よしひこ)さんとピアノの荒谷(あらたに)心里(しんり)さんの2組による素晴らしい演奏がありました。 最後に来場者全員で「野ばら」を合唱して終了しました。
  約350人の来場者があり、多彩なプログラムを通し、楽しくハノーバーやドイツへの理解を深め、より身近に感じることができました。

(国際交流・協力課)

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