講演会「被爆米兵のその後」を開催しました
 当財団では、被爆体験継承活動を行う様々な団体と協力して「被爆体験証言者交流の集い」を運営しています。
 この「集い」では、毎年講演会を開催しており、平成28年度は3月20日(月・祝)に、被爆者で歴史研究家の(もり)重昭(しげあき)さんに「被爆米兵のその後」というテーマで講演していただきました。
 講演会では、森さんから長年にわたる被爆米兵に関する調査活動が詳細に語られ、平和記念資料館のメモリアルホールに集まった150人の聴講者は、森さんの功績に感銘を受けた様子で聴き入っていました。
 また、森さんは、アメリカのオバマ大統領(当時)の広島訪問時に、自身の40年以上にわたる調査活動について大統領から感謝され、言葉を交わしたことについても熱く振り返りました。
 講演に先立ち上映した、森さんと米兵遺族との交流を記録したドキュメンタリー映画「灯籠流し “Paper Lanterns”」も高い評価を受けました。
講演を行う森重昭さん

(平和記念資料館 学芸課)

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