姉妹・友好都市の日記念イベント
市民が海外文化を堪能
〜大邱,ハノーバー〜
 広島市は、海外に6つある姉妹・友好都市ごとに「姉妹・友好都市の日」を設けて記念イベントを開催しています。 イベントの進行役は公募等で選ばれたヒロシマ・メッセンジャーが務めました。

大邱(テグ)の日
 5月3日(水)から5日(金)まで、ひろしまフラワーフェスティバル会場で「大邱の日」記念イベントを開催しました。 主催―「平成29年度大邱の日実行委員会」(全16団体)
 姉妹都市提携20周年となる本年度は、大邱広域市から代表団と芸術団、合わせて約100人の訪問団が来広し、記念ステージイベントへの参加、オペラの公演、韓国・大邱マダン(ひろば)で大邱広域市観光・医療観光コーナーの出展を行いました。 4日(木)の記念セレモニーでは、大邱の日実行委員会委員長、広島市長、大邱広域市行政副市長、駐広島大韓民国総領事館総領事が挨拶されました。 その後、大邱広域市を拠点として活躍するオペラ歌手3人によるガラコンサートが行われ、約300人の観客を魅了しました。
 大邱広域市のオペラ歌手によるガラコンサート(カーネーションス
 テージ)
 このほか、芸術団として来広した大邱広域市オペラ団は、5日(金)にJMSアステールプラザ大ホールでオペラ「ラ・ボエーム」の公演を行い、来場した約1,000人の観客を魅了しました。 また、3日間を通じ、「韓国・大邱マダン(ひろば)」では、大邱広域市観光紹介コーナーのほか、「韓服(チマチョゴリ)体験コーナー」、「韓国家庭料理の販売」を行い、家族連れや若い女性を中心に多くの方で(にぎ)わい、来場者は韓国の文化に触れました。
 期間中、6,000人余りの来場者があり、催しは大変盛況のうちに終わりました。

大邱(テグ)の日
 5月21日(日)、広島市留学生会館で「ハノーバーの日」記念イベントを開催しました。 主催―「平成29年度ハノーバーの日実行委員会」(全12団体)
 ドイツ料理の試食・試飲コーナーでは、ハノーバーと交流の深い上田(うえだ)宗箇(そうこ)(りゅう)茶道の体験、本場ドイツ製法のソーセージとドイツパンや、バウムクーヘンの試食、2つのグラスに異なる酒等を注ぎ一気に飲み干すルッチェラーゲ体験会を行いました。
 ドイツ・ハノーバーの紹介展示では、ハノーバーからやってきた7人乗り自転車「カンファレンスバイク」の展示や、広島市とハノーバー市の交流の歴史に関するパネル展示、上田宗箇流茶道の「茶の湯」を通した交流展示、ハノーバー電車のペーパークラフト体験、ドイツ絵本の展示・読み聞かせ、やさしいドイツ語筆書き体験を行い、各コーナーとも大人から子どもまで大変多くの人で賑わいました。
 ホールでは、クラリネットの(おう)優子(ゆうこ)さんとピアノの平本(ひらもと)惠子(けいこ)さんによるオープニング演奏の後、記念セレモニーを行い、主催者等のあいさつ、ハノーバー市長から届いたビデオメッセージの紹介が行われました。 続いて、ヒロシマ・メッセンジャーのカイ・ザレンバさんと橋本(はしもと)幸枝(ゆきえ)さんがハノーバーの街の見どこ
ドイツ音楽コンサート
ろなどを写真を交えて紹介し、ドイツ語の数字を覚えるゲームを行いました。 そのあと、ドイツ音楽コンサートとして、ドイツにゆかりのある曲を中心に、シターの白井(しらい)朝香(あさか)さんとファゴットの白井(しらい)(かおる)さん、オーボエの上田(うえだ)愛彦(よしひこ)さんとピアノの荒谷(あらたに)心里(しんり)さん、ヴィオラの沖田(おきた)孝司(たかし)さんとピアノの沖田(おきた)千春(ちはる)さんの3組による素晴らしい演奏がありました。 最後に来場者全員で「野ばら」を合唱して終了しました。
 約290人の来場者があり、多彩なプログラムを通し、楽しくハノーバーやドイツへの理解を深め、より身近に感じることができました。

(国際交流・協力課)

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