オバマ財団サミットへの出席
 平和首長会議事務局を務める当財団は、一昨年12月以降、オバマ前米国大統領が設立したオバマ財団の関係者との面会等を通じ、今後の連携について協議を続けており、両財団の連携の一環として、昨年10月31日及び11月1日の2日間、米国イリノイ州シカゴ市で開催された「オバマ財団サミット」に、国際部平和連帯推進課の職員が出席しました。
 このサミットは、様々な分野でリーダーとしての役割を担う米国及び世界60か国の若者約500人が、21世紀の活動的な市民のあり方などについて意見交換を行い、共通課題に対する解決策を考えることを通じて、国を超えた若いリーダーの人的ネットワークを構築することを目的として開催されました。 また、英国のヘンリー王子やイタリアのレンツィ前首相を始めとした、地域社会、経済、芸術、文化など、多岐にわたる分野の著名人による講演や分科会が用意されていました。
 出席した職員は、世界の若い市民リーダーとの意見交換を行うとともに、平和首長会議の取組につい
て紹介し、今後の活動に対する理解と協力を求めました。 また、広島から出席していることをオバマ前大統領に直接伝える機会や、分科会の進行を務めたケネディ前駐日米国大使と会話する機会に恵まれ、ケネディ氏からは、「平和首長会議の取組はとても素晴らしいものだ」との言葉をいただきました。
 閉会行事に登壇したオバマ前大統領は、このサミットを通じて若者に刺激をもらうことができた、また、若者同士も刺激し合っていたと振り返り、普段の生活に戻ってもあなたたちは一人ではない、なぜならこのサミットがあるからだと述べ、「さあ、行動しよう」と締めくくりました。
開会行事でのオバマ前米国大統領

(平和連帯推進課)

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