写真展「50の都市−50の軌跡」の開催
 広島市の姉妹都市であり平和首長会議の副会長都市であるハノーバー市(ドイツ)の支援のもとで世界を巡回している写真展「50の都市−50の軌跡」を、昨年11月18日から30日まで国際会議場1階エントランスロビーで開催しました。
 この展覧会は、1968年にNPT(核兵器不拡散条約)が採択されてから、2018年に50年目を迎えたことを記念して、ハノーバー市とシュトゥットガルト市(ドイツ)のプロジェクト・オフィスによって企画されたものです。 2020年までに世界の50の平和首長会議加盟都市で開催し、都市の破壊や核兵器の保有に反対するメッセージを発信することを目指しています。 広島市は八か所目の開催地となりました。
 会場には、芸術家クラウディア・ディートヴィッヒが、日本の10都市を含む50都市のアスファルトに残る様々な軌跡を撮影し、彩色を施した作品が展示されました。 出会いの場所であり、人々のいさかいや不慮の事故など、様々な人間模様が繰り広げられる舞台でもある道路を、ディートヴィッヒは生活そのものを映し出す場所としてとらえています。 そして、道路に残された一見がらくたにしか見えないようなかけらや跡にも都市に刻まれた記憶を見出し、忘れ去られないよう作品として記録に留め、都市の破壊、ひいては核兵器の保有に反対するメッセージを込めています。
 国際会議場での恒例イベント「国際フェスタ2018」の開催日を初日としたこの展覧会は、開催期間を通して2,000人近くの来場者で(にぎ)わいました。
11月18日オープニングセレモニーの様子


松井広島市長が観覧

(平和連帯推進課)

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