「広島・長崎講座」開設大学への支援
 広島市と長崎市は、被爆の実相や被爆者のメッセージを若い世代に伝えるため、それらを学術的に整理・体系化し、学問として普遍性を持たせた「広島・長崎講座」の開設を国内外の大学に働き掛け、その普及に取り組んでいます。
 本財団は、昨年11月から本年1月の間、次の2大学が広島市と長崎市で実施した平和学習に際し、プログラムの支援を行いました。

デュポール大学(米国)
 11月30日(金)から12月9日(日)までの間、同講座を開設しているデュポール大学の学生16人、教員2人の計18人が広島市と長崎市で平和学習を行いました。 同大学の広島訪問は今回で7回目です。
 一行は、広島市では平和記念資料館や平和記念公園、長崎市では岡まさはる記念長崎平和資料館や浦上(うらかみ)天主堂(てんしゅどう)などを見学したほか、両市で被爆体験講話を聴講するなどして、被爆の実相について学びました。 さらに地元大学生との意見交換なども行い、様々な角度から平和について理解を深めました。

慶北(キョンブク)国立大学校人文大学(韓国)
 1月9日(水)に、慶北国立大学校人文大学の学生20人、教員1人の計21人が、2018年の同講座認定後初めて、広島市での平和学習を行いました。
 一行は、平和記念資料館や平和記念公園の見学、大田(おおた)金次(かねじ)さんによる被爆体験講話の聴講などを通して、被爆の実相について学びました。
平和記念資料館見学の様子(デュポール大学)

ピースボランティアによる平和記念公園の案内
(慶北国立大学校人文大学)

(平和連帯推進課)

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