令和元年12月7日(土)、広島平和記念資料館資料調査研究会の研究発表会が開催され、5人の研究者が発表しました。
来場者は約50人でした。
○ 石丸紀興会員 (広島諸事・地域再生研究所代表・元広島大学教授)
「平和祭・平和記念式典の場所移動と定着過程に関する研究」と題し、平和記念式典会場の変遷について報告しました。
○ 高妻洋成会員 (奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長)
「リニューアルオープンした本館の展示環境」と題し、リニューアル後の本館の展示環境調査結果などを報告しました。
○ 静間清会員 (広島大学客員教授)
「広島原爆線量評価に果たした被爆建造物および被爆資料の役割(その3)―被爆鉄材中の60Co―」と題し、一昨年及び昨年からの継続となる報告をしました。
○ 竹ア嘉彦会員 (中国書店)
「DS02(第5章)における地図と爆心地座標の取扱」と題し、「2002年線量推定方式」(DS02)第5章における爆心地座標の取扱について地図学的な検証を報告しました。
○ 根本雅也特別会員 (明治学院大学国際平和研究所助手)
「日本とアメリカの間で―在米被爆者の運動と生活史」と題し、在米被爆者のアメリカと日本での運動の概略を報告しました。
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