平和記念公園を訪れる外国人に被爆の実相を英語で伝えるユースピースボランティアは、年々その活動規模を拡大し、これまでで最多の133名が活動を行っています。
外国人観光客にガイドを行うユースピースボランティア
現時点までの活動としては、平和記念公園を訪れた観光客のほか、平和記念式典参列のために来広した各国の大使・国際機関の代表者や、平和学習に訪れる海外の大学生へのガイドを行いました。
ガイドを受けた方からは、「実際に原爆ドームや平和記念公園の慰霊碑等のガイドを受け、その場の感覚を肌で感じ、考え方が変わった。」「ガイドを受けながら、平和について意見を交わし、交流したことに意味があった。この交流が平和につながっていくと思う。」などのコメントをいただいています。
一方、こうした活動は広島の子どもたちにとっても、平和学習として大きな意義を持ちますので、子どもたちが継続して活動に取り組むことができ、それが平和に関する人材育成につながっていくよう、さらにユースピースボランティアの充実を図っていきたいと考えています。
(平和市民連帯課)