被爆体験証言者及び被爆体験伝承者への委嘱書交付式を実施しました
本財団は、平成27年4月9日(木)、広島国際会議場において平成27年度「被爆体験証言者委嘱書交付式」及び「被爆体験伝承者委嘱書交付式」を実施しました。
  被爆体験証言者は、修学旅行や平和学習等で広島を訪れる団体などに対し、被爆体験や被爆の実相などを伝える被爆者の方々で、今年度の委嘱書交付式には、新たに委嘱する6人を含む49人のうち、40人の出席があり、小溝(こみぞ)泰義(やすよし)本財団理事長が委嘱書を手渡しました。
  また、被爆体験伝承者は、被爆者の高齢化が進み、被爆体験を話される方が少なくなってきている中、将来にわたり被爆者の体験や平和への思いを語り継いでいくことが必要であることから、広島市が平成24年度から開始した「被爆体験伝承者」を養成する3年間の研修に参加し、修了した方々で、今回が初めての委嘱書交付式となります。
  式には、被爆体験伝承者50人のうち42人が出席し、小溝理事長から委嘱書を受け取りました。 会場には、研修で被爆体験などを個別に伝えてきた多くの被爆体験証言者も詰めかけ、被爆体験伝承者の新たな活動の開始を見守りました。
  なお、被爆体験伝承者による講話は、4月20日(月)から広島平和記念資料館東館地下1階などで、予約不要、無料で毎日行っています。 英語の講話もあります。 被爆体験伝承講話の聴講者から「実体験に基づいたお話の重みを感じた」などの感想が寄せられています。 詳しい日程は当館のホームページ>>をご覧ください。
本財団理事長(左)から委嘱書を受け取る被爆体験伝承者

(平和記念資料館 啓発課)

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