留学生と市民とのふれあいサロンコンサート
昨年12月7日(土)14時より、留学生会館1階の交流ラウンジにおいて「第2回留学生と市民とのふれあいサロンコンサート」を開催しました。 約140人の留学生・外国人・市民のみなさんが参加しました。
 今回は、ゆず茶やコーヒーなどの飲み物を用意しました。 寒い日だったので、身体が温まると、大変好評でした。
 前半は、エリザベト音楽大学大学院に在籍している中国人留学生、()引引(インイン)さんの歌で、ピアノ伴奏は、同大学院在籍中のタイ人留学生、シイサワッド・ナッタカーンさんでした。 中国語の歌曲やオペラなど6曲が披露されました。
 後半は、留学生会館の元入居者で、エリザベト音楽大学を卒業した韓国人元留学生の(チャ)景實(キョンシル)さん(ソプラノ)が美しい歌声を披露しました。
 車さんは、留学生会館が開館した平成13年4月に、留学生として入居しました。 車さんにとって、久しぶりのホームカミング・コンサートとなりました。
 留学した最初の冬は大変(さび)しい思いをしたこと、しかし慣れてくると日本が故郷のようになって、韓国へ帰国しても早く日本に戻りたいと思うようになったことなど、思い出話も織り交ぜながら7曲を披露しました。
 「千の風になって」、「タイム  トゥ セイ グッバイ」などの曲で伸びやかな声が響きわたると、日頃は(にぎ)やかな交流ラウンジがしんと静まりかえり、聴衆の皆さんはうっとりと聴き入っていました。 外出やアルバイトから帰ってきた居住留学生が、歌声の美しさに引き込まれ、ラウンジに立ち止まっている光景もみられました。
 コンサート終了後、「一般社団法人いけばなインターナショナル」のご協力を得て、ラウンジで「いけばな体験レッスン」が行われました。 5か国の留学生と日本人の16人が参加しました。 会場に飾ってあった大きないけばな作品の花を人数分に分け、持ち帰りができる容器にカーネーションなどの花を生けました。 美しい音楽と花に触れることにより、数々の楽しい交流が生まれていました。
美しいソプラノの歌声

みんなで楽しく生け花体験

(広島市留学生会館)

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