英語で伝えようヒロシマセミナー
平和記念資料館では、原爆被害に関する基礎知識を英語で伝える方法について学ぶ「英語で伝えようヒロシマセミナー」を実施しています。
  5月25日(日)に実施した今年度の第1回「一般の部」には、海外渡航の予定や、ホームステイなどで外国人を受け入れる機会のある方、また、日頃から英語で原爆被害についてどのように伝えたら良いか学習したいと考えておられた方など、計74人が参加しました。
  前半部分では、米国出身の英語教員クレィグ・ネヴィットさんが、原爆被害の概要について英語で説明した後、外国人から寄せられる質問に英語で簡潔に答える方法を説明しました。
  後半部分では、国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所スペシャリストのベリン・マッケンジーさんが、「ユニタールとひろしま」と題し、中四国唯一の国連機関である同事務所の役割や現在行っているアフガニスタン奨学プロジェクト等について講演しました。
  また、6月には、留学予定の高校生を対象に同セミナーの「高校生の部」を実施し、約100人の学生に向け、原爆被害の概要と英語での説明の仕方について学びました。
  セミナーの参加者からは「知識が深まってよかった。」、「英語でプレゼンする練習ができてよかった。」といった感想が寄せられました。
原爆被害を英語で伝える方法について、ネヴィット氏(右)の説明に熱心に耳を傾け、メモを取る参加者
UNITAR広島事務所の活動について聞き入る参加者

(平和記念資料館 啓発課)

このページのトップへ ▲

〒730-0811 広島県広島市中区中島町1-2
TEL:(082)241-5246 FAX:(082)542-7941
e-mail: p-soumu@pcf.city.hiroshima.jp
Copyright(C) Since April 1, 2004. Hiroshima Peace Culture Foundation