平和記念資料館では、原爆被害の実相を伝えるための貴重な資料として、被爆者やその遺族が保存されている被爆の遺品や被爆の痕跡をとどめる資料、写真等の収集・保管に努めています。
平成25年度は、新たに48人の方から、1,003点の寄贈がありました。
戦後70年近くが経過し、遺品や資料にまつわる詳細な情報の収集が次第に困難になっています。
資料館では、核兵器廃絶のため、原爆がもたらしたさまざまな被害を将来にわたり伝えます。
資料の寄贈について、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、原爆死没者のお名前と遺影(写真)、被爆体験記を収集・公開し、被爆者の「こころとことば」によって、原爆被爆の実相を伝え、平和を訴えています。
原爆死没者が平成25年8月6日現在で28万6818人であることに対し、原爆死没者のお名前と遺影(写真)を当館にお寄せいただいている数は、平成25年度末で、2万人未満にとどまっています。
原爆で多くの人が亡くなった事実を伝えるため、ご協力をお願いいたします。
また、被爆体験記とは、ご本人が自身について執筆されたもののみならず、広島と長崎の被爆者の方が書かれた被爆体験に関する手記・日記・書簡、被爆者の遺族・友人が書かれた追悼記を含みます。
お寄せいただいたお名前と遺影(写真)、被爆体験記等は永久保存するとともに、当館で公開し、後世に伝えさせていただきます。
【お問い合わせ】
■ 被爆資料について
平和記念資料館 学芸課まで / TEL(082)241-4004
■ 氏名・遺影、体験記について
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館まで / TEL(082)543-6271
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