「収蔵資料の紹介」コーナー
今回のテーマは 「消えた家族」
|
「収蔵資料の紹介」コーナーでは、平和記念資料館が収蔵している約2万1千点の資料の中から、テーマに沿って、数点ずつ展示しています。
1945年(昭和20年)8月6日、一発の原子爆弾が投下されました。
強烈な閃光に貫かれ、広島のまちは、家も、人も、何もかもが一瞬にして消滅してしまいました。
遺骨はおろか遺品さえ残らない人は数知れず、一家で全滅した家族もたくさんあります。
今回は、原爆で消えてしまった6つの家族の形見の品々を紹介しています。
みんなで使っていた湯飲み、部屋に飾っていた一輪ざし、玄関の表札、修理を頼まれていた時計…。
あの日まではいつもと変わらない暮らしがあり、希望の未来がありました。
|
鈴木六郎さんが撮影した家族の写真。
六郎さんの一家は原爆で全滅しました。
|
展示場所: 平和記念資料館東館3階ミュージアムショップ前
展示期間: 平成26年4月10日(木)〜平成26年8月31日(日) (予定)
展示資料: 実物資料19点、写真10枚
【お問い合わせ】
広島平和記念資料館 学芸課 / TEL(082)241−4004
|