資料展 「あぁ、ほうじゃったねぇ。 井手三千男の残した被爆建物」 を開催
平和記念資料館では、被爆建物を中心になつかしい街の風景を振り返る資料展を、平成28年9月27日から11月8日まで当館東館地下1階で開催しました。
 井手(いで)三千男(みちお)氏(広島市安佐北区出身)は、変貌する都市広島をフィルムに残した写真家でした。 また、井手氏は原爆記録写真の研究家でもあり、写真の専門家の立場から、被爆建物等を手がかりに写真を読み解き、平和記念資料館の資料調査研究会委員として活躍しました。
 井手氏の没後10年にちなんで開催した今回の資料展では、氏の残した膨大なフィルムの中から、今は見ることのできない被爆建物を中心に写真39点(B2版パネル28枚)を展示。 街角に立つ原爆に耐えた広島の建造物をご覧いただきました。
 当館所蔵の井手氏の写真パネルも合わせて展示し、来場者からは、「私の覚えている日赤病院はこれです」「この校舎で学びました。懐かしいですね」等の感想が寄せられました。
広島県立広島商業高等学校 (被爆時:陸軍兵器学校広島分教所)
(平成16年(2004年)9月撮影 / 井手三千男)

(平和記念資料館 学芸課)

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