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「放射線(ほうしゃせん)」のこと知りたい

放射線ほうしゃせん」はどうしてこわいの?

放射線ほうしゃせん()ばくが「こわい」理由

目に見えないので()ばくの状況(じょうきょう)が分からない

放射線(ほうしゃせん)無色(むしょく)透明(とうめい)無味(むみ)無臭(むしゅう)なので、計測(けいそく)()を持たない人はひ()ばくしたかどうかも自覚(じかく)できないよね。

体の内外から細胞(さいぼう)(きず)つける

放射線(ほうしゃせん)細胞(さいぼう)(きず)つける。大量の放射線(ほうしゃせん)を浴びると、ヤケドなどの(きず)を負うこともある。

透過(とうか)力が強い放射線(ほうしゃせん)()けることはむずかしい

ガンマ(γ)線、中性子(ちゅうせいし)線はものを()()ける力が強く、(あつ)いコンクリートや(なまり)でなければ(ふせ)ぐことはできない。

恐い(こわ)だけじゃない、人間を助ける放射線(ほうしゃせん)もあるんだよ。

高い放射線(ほうしゃせん)量を浴びると危険(きけん)

4〜7シーベルトの放射線(ほうしゃせん)を一度に()ばくすると、30日以内(いない)に半数の人が死んでしまう。これは、広島の原爆(げんばく)では、爆心(ばくしん)地から1100メートルの屋外で被爆(ひばく)した人の線量(せんりょう)にあたる。

長い間、放射線(ほうしゃせん)を浴びることも危険(きけん)

放射線(ほうしゃせん)を受ける(りょう)が多くなるほど、DNAが(きず)ついたり、体内の元素(げんそ)放射線(ほうしゃせん)を持つ同じ元素(げんそ)()()わることが多くなり、たとえ急性(きゅうせい)症状(しょうじょう)がおさまったとしても、長い年月を()て、ガンなどになる可能(かのう)(せい)が高くなるといわれている。
広島でも、被爆(ひばく)直後は生きのびたのに、10年以上(いじょう)()ってから放射線(ほうしゃせん)影響(えいきょう)()くなった人も多くいたんだ。